2009年11月05日

【金峰櫻井】櫻井酒造

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櫻井酒造
自宅の小屋を改装したような製造所で、初めて訪れる方はまず見落とすのではないでしょうか。
狭い蔵内に所狭しとタンクや蒸留器が引き締めあっています。
設備も多くは無く、生産量はそのタンクを数えるだけで容易に想像出来るくらいです。

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「金峰櫻井」の名を知ったのはいつだったのかと、どうしても思い出せません。
私が今でもバイブルと大切に保管している※ダンチュウ2001年7月号にもメインの記事としては掲載されておらず(古酒のページに掲載)、また開業前に購入した焼酎特集の雑誌にも載っていなかったからです。
※第一回目の鹿児島訪問はそのダンチュウに掲載されている銘柄の蔵元を中心に訪れました。

ただ電話でアポイントを取れた日に狂喜していたのは覚えています。

蔵元訪問をする前に櫻井酒造に対して持っていたキーワードは「吟醸焼酎」でした。そのキーワードの意味も正直よく理解出来ていない状態で訪問させて頂きました。

ご主人にお話を伺うとその意味がようやく理解出来ました。

生き残りを掛けて、対大手メーカーとの差別化を図る上で自分が出来ること。



品質の向上

櫻井酒造らしさ

旨さ


言葉少ないご主人でしたがいろんなキーワードがメモされています。


キーワードが結びつくと
「良いものを造るには良い原料の良い部分のみを使う」


櫻井酒造が最もこだわった部分、
それは製造過程の最初の部分
「原料処理」だと感じました。

地元の契約栽培された原料を使い

まず選別していくのですが、一度熟練のパートさんが判断した原料でも再度ご主人がチェックを入れます。

そして不要な部分を削っていくのですが、
不要と感じる部分はどんどん削り込みます。
削る部分が多い場合もあるのだとか。

この削る行為が日本酒でいう米を高精白する吟醸酒造りに例えて
「吟醸酒造り」と例えたのでしょう。



そして一つ一つご主人が納得した原料のみを用いて造り出した味わいは微塵の雑味の無いピュアな芋焼酎と生まれ変わります。

以前に芋の不作の時期にお伺いした時に
「不作?うちはあまり関係ないです。不作であっても良い部分しか使いませんから。その代わり用いる芋は多くなりますが」
と気さくに微笑むご主人が印象的でした。

この作業も大変で今以上に量が増えると目が行き届かなくなるとか。


小さな蔵だから出来るきめ細やかな造り・・・



櫻井酒造は何故生産量が少ないのか
何故増産しないのか。
そして何故旨いのか。

その理由が解った瞬間でもありました。

金峰櫻井 鹿児島 櫻井酒造

720ml 1,220円
1800ml 2,228円(税抜き)

【店頭販売優先商品】です。










posted by あるじぃ at 11:53 | 櫻井酒造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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