2012年08月07日

白百合古酒 池原酒造場 【酒蔵仙殿】

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池原酒造は石垣市大川にひっそりと蔵はあります。
造りは池原ご夫婦で操業を行い昔から洗米から醗酵、蒸留に至るまで完全手造りを一貫しています。
蔵内には最新の機器などは無く目立った物と言えば麹を造る際に温度を調節する為の『送風機』があるだけとか。
最近では息子さんも造りに携わるようになったようですが、基本はもう60近い夫婦で昔と変わらず手作業でコツコツと造り続けています。


さて「白百合」と聞いて反応する方はかなりの泡盛通だと思います。
「白百合」の味わいの評価コメントは総称するとかなり「個性的」と思われます。
例えば「開栓するだけで部屋内に○○な香りが充満する」「麹というかカビに似た香り」「○水道のような香り」などどちらかと言うと酷評に近いインパクトのある書き込みが多いです。

そう「白百合」は非常に好き嫌いが明確になる、飲み手を選ぶ香味なのです。

反発するような香味でも人間の味覚とは不思議なもので、飲み続けていくと慣れていく場合があります。順応性や適応性と言ったものでしょうか。
個性が強い性質に慣れてしまうと、それ以下の性質に物足りなさが感じてきます。

「また白百合が飲みたくなった」
そう感じるようになったあなたは、少なくとも減圧麦は飲めない体になっているはず。

「熟成」に関しては私なりにいろいろ試したことがあります。
様々な焼酎を瓶熟させました。「コクのあるタイプ」「軽快なタイプ」「華やかなタイプ」etc
僅か7.8年程度では結論付けられませんが私なりの見解として「軽快」「すっきり」タイプよりも「重厚」「個性的」な味わいの方が熟成に適していると感じました。
「濃醇荒々しい」タイプが熟成によりまさに「円熟」し「まろみ」を帯びてきます。
どれもが熟成に耐ええるものではありません。
耐久性がないものは香りも味わいも低下し薄っぺらなアルコール水に、しかし「強い個性」は弱まるのでは無く成熟し「内」にそのパワーを秘めていく感じがします。
まさに「白百合」は後者であり、その独特の香味が成熟し荒々しい個性が円熟し落ち着きさを持つまろやかな香味に生まれ変わります。


それでもやっぱり泡盛以外のファンでは「濃醇芋」「常圧麦」などを嗜む方のみにおすすめさせて頂きます。


白百合 古酒 43度【池原酒造場】
720ml 2133円(税抜き)



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posted by あるじぃ at 11:34 | 泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年07月20日

北谷長老古酒 北谷長老酒造工場 【酒蔵仙殿】

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夏といえば琉球泡盛。
南国の豊かな風土に育まれた泡盛は暑い夏夜にまさにしっくりとくるお酒です。焼酎と同じ蒸留酒なのに琉球文化の影響を受けたオリエンタルな風味が魅力です。
たまにはゴーヤチャンプルや島らっきょう、豆腐ようなどを肴に泡盛を飲みながら自宅で沖縄気分を満喫してはいかがでしょうか?

北谷古酒を造る北谷長老酒造工場は沖縄本島中部に位置し西側は東シナ海に面しています。
創業から150年の歴史を持ち現在4代目の「玉那覇謙一氏」が小規模ながら丹念に仕込みます。
生産の大半が古酒であり必然的に熟成を意識した造りを行っております。

一昔まではその生産されたほとんどが地元で消費され県外への出荷はされませんでした。謙一氏が「県外よりも地元で認めてもらおう」との想いから地元に愛される酒造りを続けてきたからです。私がこの銘柄の存在を知り、沖縄の仕入先に頭を下げ頼み込んで仕入れた本数が年間僅か1本。私にとっても非常に思い入れがある銘柄です。

この北谷古酒は古酒をベースにしたブレンド(仕次ぎ)で以前は「13年古酒」の表示がされていました。
以前まで3年以上熟成させた泡盛が全量の50%を超えていれば「古酒」と表記してよいことになっていまが、2004年6月から沖縄県酒造組合連合会が実施した品質表示の自主規制により古酒年数の表示が100%表示された泡盛が入ってなければならなくなりました。
つまり「五年古酒」と表示されていれば、その中に五年古酒の泡盛が100%もしくはブレンドされている場合に最低でも5年以上の泡盛が入っていなくてはなりません。
よって北谷古酒は13年古酒ベースですが100%ではないため「13年古酒」の表示を外したのであります。

立ち上がる香りと口に含んだ味わいは非常にマイルド。そして泡盛の中では非常に繊細で華やかな部類に属します。香り高くすっきりとした香味は泡盛ビギナーの方でも瞬く間に虜にされる美味しさです。
泡盛特有の穀物香も感じられますが熟成による品のあるまろやかさとスムースな飲み応えに魅了されるでしょう。
彩が美しい琉球グラスに注ぐとされに美味しさが増します。

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北谷長老古酒25度 【北谷長老酒造工場】
720ml 2200円(税抜き)



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posted by あるじぃ at 11:45 | 泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年06月16日

与那国 花酒 60度 【酒蔵仙殿】

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花酒とは
琉球王朝から伝わる貴重な泡盛の伝統とも言えるお酒で、現在は与那国島にある3つの酒造場のみ製造されています。(与那国島は『ドクターコトー診療所』のロケ地として話題になったことは記憶に新しいですね)
現在花酒として発売されている銘柄は「どなん」「舞富名」そして今回紹介する「与那国」です。

花酒は蒸留行程で最初に出てくるアルコール度数の高い部分を指し、最初にでてくる酒なので最初という意味の「ハナサキ」という名前になったといわれます。焼酎でいう「ハナタレ」「初留取り」と同じですね。度数は60度あり酒税法上では焼酎、泡盛と表示出来ず「スピリッツ」と表示されています。

花酒は琉球王朝時に献上酒として奉納され、当時は王侯貴族しか飲めなかった貴重なお酒でした。また神事などにも用いられており長い歴史のあるお酒なのです。

歴史ある泡盛の最高級品である花酒は高濃度で旨み成分がぎっしりと詰め込まれた蒸留酒です。
力強く華のある香り立ちに濃醇な口当たり。しかし最も良い部分のみ詰め込まれているだけあってまったく雑味が無く純良な旨さがダイレクトに伝わります。
瓶には沖縄の特産「クバ」が巻かれてあります。

舌上に少量含ませ静かに息を吸い込みながら贅沢な香りを楽しんでください。
少量ずつ贅沢な一時をお楽しみいただけます。
きっと澄んだ沖縄の空と大地、そして華やかな琉球王国が目に浮かんでくることでしょう。

与那国 花酒クバ巻き 60度 【崎元酒造】
600ml 2838円(税込み)


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posted by あるじぃ at 11:33 | 泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年02月27日

ヤンバルクイナ ブラック シルバー【酒蔵仙殿】

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田嘉里酒造所の旨さの秘訣はずばり「水」です。蔵は沖縄本島の最北端に位置し大宜味村田嘉里の緑に囲まれたまさに自然の恩恵を受けた場所にあります。仕込み水は田嘉里川の上流の山間から湧き出る天然水を使用した県内屈指の水質です。この水は地元は元より遠く遠方の地より汲みに来る人も多く水質の良さを物語っています。

生産量が少ないことから国指定の貴重な天然記念物ヤンバルクイナにあやかって命名。創業から変わらぬ味を守り続け昔から「山原の酒」として地元の人々に愛される酒造りを行っています。生産されるそのほとんどが地元で消費されてきました。まさに琉球の地酒です。

味わいは濃醇で幾重にも重なる旨みが凝縮されています。40度の高濃度な度数がさらに重厚感を引き立てます。しかし水質のよさが味わいに重さだけでなく柔らかさを形成させバランスを整えていきます。
そして熟成による円熟したまろやかさが喉越しに泡盛古酒の感動を伝えます。
是非時間を掛けてでもストレートか水を少量継ぎ足したロックで「そのままの旨さ」をご賞味下さい。
米焼酎や芋焼酎とはまた異なる南国の酒をお楽しみ頂けます。

ヤンバルクイナ ブラック シルバー40度 【田嘉里酒造】
720ml 2,095円(税抜き)
タグ:泡盛
posted by あるじぃ at 19:39 | 泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珊瑚礁五年古酒 山川酒造 【酒蔵仙殿】

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古酒と言えば山川。泡盛通の間で非常に評価の高い造り酒屋です。
現在50%以上三年熟成酒が含まれれば「古酒」と表示出来ます。泡盛には昔からの伝統である「仕次ぎ」と言われる製法があり、古い原酒に新しい原酒を継ぎ足し「古酒」をいつまでも残す習慣がありました。

しかし山川酒造は初代の「古酒を寝かせなさい」の言葉を守り仕次ぎではなく原酒そのものを熟成し続けました。新酒と入れずただじっくりと熟成させた古酒は濃醇かつまろやかな、まさに泡盛の最高級品と呼ぶに相応しい味わいへと育まれました。
水にもこだわり八重岳の山から湧き上がる豊富な天然水を仕込みに使用。伝統以上に徹底した古酒主義を貫き通した泡盛古酒の一つの完成品と言える逸品です。
ロックでじっくりと刻まれた時の年月をお楽しみ下さい。

珊瑚礁五年古酒 35度 【山川酒造】
720ml 2,200円(税抜き)



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タグ:泡盛
posted by あるじぃ at 18:52 | 泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする